しりあるヒプノ

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女体化、メスイキ、メスオチ、女装などテーマとした催眠同人音声と漫画を作成展開
プレイ女装レズ、女体化、男の娘、強制絶頂、羞恥、露出、ふたなり、ノーハンド射精
同人音声、催眠音声の作り方や音声作品の編集、編集ソフトの使い方なども解説中

カテゴリ: 同人音声の作り方

> 同人音声の作り方

同人音声作品の作り方

現役同人音声サークル主が、誰でも同人音声制作ができるようにまとめました。
2024年3月現在21作品をリリースし、トータルDL数90,000程度の中堅サークルが書く備忘録的な経験談です。
どんな作品を作っているかは作品一覧で確認!

一番気になる必要なお金つまりは予算から、同人声優さん絵師さんへのコンタクト、台本、音声作品の編集ソフト・効果音、販売方法とかを記載しています。
中程で今まで作った音声制作での依頼の料金など、滅多にサークルが公開しない経費と売上も出しているので、役に立つのではないでしょうか。

■2024年業界の最近の状況
2023年年初から異変は合ったのですが、この記事を更新した9月現在同人音声作品のバブルは弾けつつあり、低価格作品の乱発、10円セールなどでリスナーが聞く時間がなくなってしまいました。

大量の積み音声を前に大手サークルのダウンロード数も1/3~1/10程度に落ち込み、新規サークルは大量の作品の前に見向きもされない状況です。
これまでだったら2~3万本売れたサークルも、1万本いかないような状態が続いています。

また公開される音声作品が多すぎ、トップ新着一覧やランキング情報を見ることを止め、お気に入りサークルの新着情報メールしかチェックしない人なども増えているようです。

なので今から参入しても、鳴かず飛ばずで全く儲かる事はなく赤字になる確率は非常に高いです。
もう後5年、最低でも3年早ければよかったのですが・・・

公開サイトはDLsiteとFANZAが2強で存在します。
しかし音声作品に関して言えば、FANZAは既に見る影もないほど落ちぶれており、DLsiteの一強状態になっています。
元々は2019年頃まではFANZAはDLsiteの3割以上は売れていたのですが、2年ほどかけて徐々に売上比率が悪化していき、焦りのためか挽回のための10円セールを乱発し、自ら頒布サイトとしての魅力を低下させていった末路です。
現在では売れない音声を10円で売る?ゴミ捨て場状態としてサークルには認識されています。

コミケで挨拶に来られたFANZAの方が「音声作品の現状をどうにかしろと激が飛んでいるので、かなり力を入れた施策を行います!」と力説してまして、安売りだったら嫌だなぁと思っていたのですが、10円投げ売りだったらしいです。

結果、ランキングは10円作品で埋め尽くされ、販売数でソートすると10円のものしか売れないので、サークル主は新規作品登録を敬遠し悪循環が続いています。
これらを踏まえると新規サークルを立ち上げるなら、DLsite専売にしてもいいでしょう。 サークルから見れば公開場所が一箇所に限られるのはデメリットしかないので、今一度復活して欲しいのですが。

当サークルのD:F比率をチェックしてみると凋落していくFANZAの魅力がわかるかと思います

DLsite

FANZA

比率の遍歴
2018年9月公開
『とってもえっちな百合エステ』
DL 3342
FA 1022
30.5% この比率で1000DL以上でるなら莫大なメリットありますね

2020年1月公開
『ラブホ女子会で二人がけ催眠 友達の前で連続メスイキアクメするあなた』
DL 5660
FA 2101
37.1% DL数2000超え!だが、十分な売上比率を誇っていたのはここまで

2021年2月公開
『競泳水着彼女と性交換フタナリゆりえっち ~彼女に中出しされるあなた~』
DL 2477
FA 403
16.7% この辺りから凋落が始まり

2022年5月公開
どうあがいても絶頂…』
DL 6139
FA 693
11.2% 危険水域に

2022年9月公開
『こんなことされちゃった...』
DL 4578
FA 315
6.9% そして一桁にまで落ち込む

2023年9月公開
『メスイキ☆男の娘アイドル 〜ノーハンド射精できるからお得〜』
DL 1860
FA 150
8.0% 回復する見込みは無さそう

同人音声の作り方の項目

  • 予算
  • 利益
  • 依頼の仕方
  • 台本の書き方
  • 編集効果音
  • 販売方法
  • イベントに出たい

  • 催眠音声の作り方は独立記事にしました
    催眠音声の作り方

    同人音声制作の予算

    同人音声を作るにあたって、どれくらい費用がかかるか気になるところだと思います。

    結論から言うと90分程度の音声作品を作る事として、音声とイラストを外注する場合、低めに見積もって10万円程度、そこそこで20万円程度の費用といった所です。

    台本、編集まで総外注なら30万円は確実に超えてきます。

    そしてソフトやPC自体がない場合更に10~20万円くらいはお金が必要です。
    スマホやタブレットで作れないか?と思う方もいるかも知れませんが、はっきり言って不可能です。これらはもっぱら消費に最適化していて、何かを作るのには全く向いてないです。


    2023年9月現在のよくある依頼料単価

    同人声優さん 1文字2~8円位
    絵師さん 10,000~100,000円


    これは概ねの価格で、これ以下これ以上の事もあります。
    極端な話無料で受ける、いくらでも受けないという事もあります。

    ではいくらお金が必要か具体的に計算してみましょう、90分くらいの音声を作ろうとすると文字数は最低15,000文字程度になりますのでその文字数でシミュレート。

    安めの見積もり

    項目 単価 合計
    音声 3円 15,000文字 45,000円
    イラスト 30,000 1 30,000円
    合計
    75,000円


    そこそこの見積もり

    項目 単価 合計
    音声 6円 15,000文字 90,000円
    イラスト 70,000 1 70,000円
    合計

    160,000円

    音声とイラストを相場の最低価格で90分の音声なら25,000円で作れる事になるけど・・・厳しい仕上がりになりそうな気はします。

    特に最近はイラストで作品ページを見るかどうか決める方が一定数いらっしゃるので、安く済ませようとすると苦戦します。
    その逆で高い費用を払えば良いものができるかと言うとそうとは言えず、そこそこの費用で依頼しても微妙な出来となることも稀にあります。

    個人的にロゴは不要だと思っていますが、作ると5,000円~10,000円程度別途かかります。
    イラストレーターさんが好意で入れてくれることもありますが、例外と言えます。

    他、イラストは思い切って無しという手段、あるいはイラスト集を使用する手もあります。
    作っている音声が激マニアックで合うイラストが無い限り、イラスト集を使うことでかなり予算を圧縮することが可能になりますね。

    また最近はAIイラストの作品も増えています。
    売上的には軒並み大苦戦といった様子です。
    売値100円で声優さんを1万程度で捕まえられて、2万円程度売りあげられれば良いやという程度の使われ方をしていますし、リスナーもそのような視線で見てます。

    下の方でも書いる通り台本の外注はしたことがないのですが、2~5円程度で15000文字なら5万円程。
    編集の外注もしたことがないので詳細はわかりませんが、ソフトが自動でやってくれるノイズカットの整音だけなら1万円。
    人力でのボイスカットやタイミング調整、バイノーラル化、効果音入れなどを頼むと3~10万円程度はかかってもおかしくないのではないでしょうか。

    意外と負担になるスタジオ代

    収録に必要なスタジオ代がかかる事もあります。
    15,000文字だとベテラン声優で最低3時間、ベテランでないなら6時間程度は余裕を持って欲しいところ。
    経験でミステイクの頻度がかなり変わります。

    場所によりますが6時間借りると30,000~60,000円。
    そしてバイノーラルだと割増・・・
    KU100使えば更に割増・・・
    マイク壊れればサークル側で賠償・・・(本当)

    KU100壊したら120万円弁済、交渉次第で減らせるかも知れないけど。
    特に高品質マイクに使用されるコンデンサーマイクは湿気に弱い、耳舐めなどをすると壊れる可能性が・・・

    そんなリスクを回避して安く作るなら宅録にしたい所です。しかしリテイクが大変でずるずる収録の完了が遅くなっていきます。
    その点、その場でディレクションできるスタジオは納期に追われているときなどとても便利。(特にコミケとかコミケとかコミケ)
    弱点として事後のリテイクが不可能なこと。
    立ち会いの際に音声と台本に集中して、絶対に、絶対に、間違いがないようにしないといけません。

    そこそこの見積もりに出てきた色々追加 総外注想定

    項目 単価 合計
    音声 6円 15,000文字 90,000円
    イラスト 70,000円 1 70,000円
    ロゴ 10,000円 1 10,000円
    スタジオ代 8,000円 6時間 48,000円
    台本制作 3円 15,000文字 45,000円
    編集 50,000円 1 50,000円
    合計

    313,000円

    編集の値段はいい加減な数値ではないのですが、結構幅があります。

    宅録なら安く上がるけど、めんどうな事も

    だったら宅録でリテイクがなければ安くて最強・・・だと良いですが自分の間違い、相手の間違い、ニュアンス違い、除去困難なノイズ乗り・・・15,000文字程度あれば必ず1~2箇所はあると思ったほうがいいでしょう。
    超ベテランかつ漢字に強い方でない限り、5箇所程度は修正したくなることが多い。

    高い音声はどれくらいかかるか?

    初めて同人音声を作る人のために、安め~そこそこの予算の話をしてきました。
    じゃあ高い音声はいくらくらいかかっているか・・・

    物量を限りなくつぎ込んだ5万文字くらいの大作、あるいは漫画付きの音声などの製作コストは40~60万円位になり。知ってるサークルさんですと色々やってたら100万円超えた!というのも時々聞きます。
    100万超えは音声以外のところにお金かかってますけどね。

    同人音声の利益

    せっかく作るんだから、趣味とは言えど売れて儲けられたら嬉しいですよね。
    またビジネスとしてやってみるという方も居るかも知れません。
    ですが同人音声業界は割とレッドオーシャンなので、経費ばかりかかってしまって儲からない事なんて珍しくありません。
    そもそも外注が多いので、全て自分だけで作れるCG集や漫画などと比べると損失は出やすいです。

    いつの間にか消えていくサークルさんの多い事・・・1~3作程度作って消滅するサークルが8割という印象です。
    処女作から利益を上げられた当サークルはとても運が良かったと言えます。
    もし音声で20万円の必要をかけた場合1000円の音声を定価で売るなら1本あたり660円の売上なので、300DL程度が採算分岐点です。
    売れている音声ばかり目に行きがちですが、しっかり作っているような音声でも300DL行かないもの、ある程度行っているが実際は割引してなんとかクリアしたもの・・・結構苦戦している音声が目に付きます。印象ですが音声作品の半分は届いていないような気はします。

    ただし、一度公開したら追加コストはかからず売れ続けるのが強み。
    採算割れ音声もいつかは到達するでしょう。
    そして採算分岐点を超えたら利益は青天井になるので、みんなが末永く喜んで手にとって貰える音声作品を作ることを目指しましょう。

    当サークルの一部作品の経費と売上

    同人声優さん・絵師さんへのコンタクトと納期

    私の依頼の成功率、同人声優さんは100%、絵師さんは70%位でしょうか。
    同人声優さんはお仕事を募集しているので、無茶を言わない、初コンタクトからヤバそうなクライアントという雰囲気が出てない限り、そうそう断られることはありません。
    絵師さんの成功率で「お仕事を募集している人」に限れば90%位になります。ダメ元で送ったのが成功率を下げてます。

    お仕事の依頼

    ツイッターからブログやHPへのリンクが普通あり、ページのどこかに「コンタクト」や「お仕事の依頼」があるのでそこにある注意文を読んで指定された形式で送ります。
    単価や納期、予定や空き状況が確認できる事もあります。

    初回の依頼は上記の正式な方法で必ず行うこと。ツイッターで繋がっていても所詮他人ですから、指定以外の方法で連絡しないように気をつけましょう。

    稀にそういうフォームが無い事もあります。
    どうしても頼みたい場合

    メールアドレス(HPかpixivにある) → pixivのDM → ツイッターのDM

    手に入る優先度順でアタックしてみましょう、高確率で何も返って来ないか、お断りの返事が来ます。
    お断りの場合はともかく、返って来ないと判断に困りますね。
    なのでこの依頼の仕方の場合「1週間返事がなければ依頼はなかったことにする」という事を失礼無いように記載しておきましょう。
    知り合いのサークルさんのお話ですが1年以上経過してから「引き受けます」という驚きの返事が返ってきたこともあるそうですよ。

    何度か依頼したりリアルで交友がれば、DMとかディスコードなどで「依頼したいけど来月くらい空いてますか?」と投げかけても良いかも知れません。
    この方法はコミケなどで1ヶ月以内に音声を揃えなくてはならない、そんな時にしばしば使います。
    信頼関係があればある程度、無理は効くようになってきます。

    ですがそんなノリで依頼するのは初回だったら絶対止めたほうがいいです。
    立ち上げ直後のサークルでしたら信頼が未知数なのでやってはいけませんよ。

    よくよく依頼内容に不備がないか確認できたら、依頼を出しましょう。
    そして返事を待ちましょう。


    快諾

    良かったね!

    条件ありOK

    長くやってると意外と交渉することが多い印象を受けます。

    代替案を出される

    条件有りの一種として、先方からそれでは難しいので別の条件を提示される場合がありますので、条件に問題がなければ受けましょう。

    断られた時

    諦めるかどうかは返事の内容によります。
    その納期では困難です。予定が埋まっています。○万円では困難です。
    具体的な理由で断ってくる場合、断り文句かも知れませんし、本当かも知れません。
    私の場合今の所100%本当の理由でして、条件を変えたら全員OKの返事が頂けました。
    納期や予算を変える余裕があるなら、1回位は条件を変えて再度依頼してみるのも悪くないかも知れません。(地雷となる可能性もありますので相手との関係を見定めて慎重に)

    同人作品は承っておりません。仕事を募集してません。忙しくてムリです。


    諦めましょう。絶対無理です。

    そもそも返事が帰ってこない

    仕事募集されている方ではまずありませんが、1度だけありました。
    しかしそれはメール事故でした。
    ○日経過しても返事がない場合は再度ご連絡ください。と書いてあれば場合はその通りに、ない場合でも1週間過ぎてなにもなければ再度連絡すべきです。
    遠慮する必要はありません。メール事故の場合あなたが無視していることになりますからね。
    表では書きにくい 依頼のQ&A

    同人音声台本の書き方

    私は書く時は集中しているらしくワードで1ページに3回くらいしか改行がないほど、びっしりと横文字で書きますが、声優さんからはとても不評のようです。
    相手からしたらクライアントなので直接文句を言われることはありませんが、読みやすい合間をとりましょう。
    最近では改行もぐっと増えて1ページあたり10行くらいになりました。少ない・・・

    声優さんに聞いた限り形式はテキストでもワードでも何でも良いらしいですが、縦書き出力できるなら縦書きのが喜ばれることが多いです。
    個人的にはテキストファイルは互換性が強いので、声優さんの方で好きな形に加工できむしろ良いのではないかとすら思います。

    ですが"PDFだけ"などはやめたほうが良いでしょう。
    声優さんの方で直接加工出来ないため、嫌がられる可能性はあるでしょう。

    好きなように書いて良いですが、指示事項は指示を必要とする前に必ず書くことと、エディターで書く場合は現在ページをヘッダーないしフッター必ず入れましょう。

    外注・・・したことがないです。
    己の作りたいものをユーザーに知らしめるから、同人は楽しいんじゃないかと思います。

    とはいえど目安や探し方ですが、ツイッターやクラウドワークス、ランサーズで募集依頼などが見られます。
    同人音声の台本の費用としては1文字2~5円位が相場でしょう。

    催眠音声の外注はほぼできません。
    現役のサークル主はだいたい自分の作品で手一杯です。
    なので依頼を受けてくれた人に実績はほとんどなく、外注するとすごく低品質なものになりがちなのです。

    まともな台本を希望する場合、現役の催眠音声サークル主に依頼するしかありません。
    しかし自サークルで十分収益がある、自サークルで手一杯で書けない事が多く1文字20円でも動いてくれる人は少数でしょう。

    もっとも共同販売や原作のコラボレーションなど、サークル主がやってみたい企画がある場合はこの限りではありませんが。

    編集・効果音

    1万、2万売れてるサークル主でもサウンドエンジンフリーを使っている事もありますが超例外です。
    絶対にDAWという編集ソフトがあったほうがいいです。
    編集を外注するサークルさんもしばしば見ます。
    ですがどう編集してほしいかというのは、声優さんが台本を読むよりニュアンスが伝わりにくく、立ち会いで編集してもらわないと自分でやりたい事を上手く伝えにくいのではないかと思います。

    DAW

    使いこなすのは難しいですが、同人音声で最低限必要な項目は少ない。
    複数人で掛け合う音声だったら必須レベルで、それ以外の作品でも重宝する重要な機能は下の画像みたいなマルチトラック機能。
    画像では13トラックに分けて色々なタイミングや方向(ソフトウェアバイノーラル)でシャッターの効果音がなるようになってます。
    同人音声の作り方編集ソフトCubaseの使い方費用テクニック高音質
    これが使えるか使えないかは作業効率が大幅に違います。

    SteinbergのCubase Elementsなら2万円以内で購入できるしオススメです.
    Elementsで多分十分ですが、もし不満なら上位グレードにアップグレードも可能です。
    音声に乗ったノイズはDAWで単体では対処はほぼ出来ないが、音声前に乗りがちなリップノイズ・ブレス音など細かく除去できる。
    ただしそれらを取りすぎると、突然声が出てくるわけで不自然な気もするから、個人的にはある程度残したほうがむしろ良いんじゃないかなぁと思っていたりします。
    無料のDAWもありますが使ってないので評価不能。

    波形ソフト

    DAWに似ているが全く違うもの。
    マルチトラックが使えない事が多いので、同人音声作りには向いてない上に意外と高い。
    マルチトラックの必要がない、ノイズ取りやカッティングに使いやすいので声優さんが納品のために使っているケースが多い。

    そういう用途に向いているので声優の○○さんが使ってるからこれにしようと選ぶと絶望します。>
    ただwave labなどDAWにはなくて使いたい機能がある場合も・・・

    izotope RX

    よく聞く音声修復ソフト。

    これは音声全体の大まかなノイズ取りに使う事が殆ど。
    無いとは思うがエアコンのノイズが終始入っているなどにはとても使えるだろう。
    そういった全体に均一に乗ってるノイズなど一気に消すのが得意。

    だが、音質は当然変化する。
    リップノイズなどはDAWで編集していくと、より丁寧に原音のままノイズが除去できるので、無理して買わなくていいのだが、音声のノイズを一気に除去できる利点があるので時短したいなら、無料だったり安い(3000円)Elementをまず入手しよう。
    Standardにすると音声に乗ったぐちゅぐちゅしたマウスノイズも除去できるなど高機能になる。
    無料でElementを手に入れてクロスアップグレードすることで2万円位で入手も可能。

    Elementでも十分な機能があるけど、まだ足りないとかバイノーラルだと音声にマウスノイズがかなり乗るので、気になるならStandardくらいまでなら揃えてもいいかも知れません。

    waves

    編集ソフトではなくDAWの機能を拡張するプラグイン集。
    100万円位するのが頻繁に97%OFFなどで売ってる割引の殿堂。
    買ったけど一度も使ってない・・・スゲー無駄。
    昔は本当に定価で売っていたそうで、ローンを組んでまで買った人達がいるそうです。

    効果音

    自分で効果音を作ってもいいですし、買ってきて付け加えてもいいです。
    『ラブホ女子会で二人がけ催眠』の1パートに放尿の音を使ってるけどこれは流石に買った。

    ところでそもそも論になってしまいますが、えっちな音以外の効果音を嫌うリスナーも多い。
    ドアの開閉音とか、虫の音とか、雨の音・・・果たして本当に重要か考えてもいいでしょう。
    それでも効果音をもりもりにした場合、効果音無しトラックをしっかりと用意しないと一部からクレームが来るかも知れません。

    PC

    はじめに言いましたが、スマホやタブレットで音声作品を作るのは不可能です。
    クリエイターならPCを持ちましょう、そしてできるならデスクトップPCです。5万程度のものでもそこそこ高性能なものが手に入ります。
    パソコン選びを書き出すととても長くなってしまいますので、メモリは最低8GB以上、CPUはこちらの性能一覧サイトから検索しCPU Markが最低でも5000程度はある事を確認しましょう。
    国内出荷PCはの8割以上がノートPCです。
    しかしノートPCは入力インターフェイスの劣悪さと性能の絶対的不足から、編集では緊急事態のサブ的な使い方でどうにか使用できるというレベルで色々と効率が悪い。台本作りには重宝しますが。
    外付けで大型ディスプレイやキーボード、マウスを別途購入すると操作性は向上します。
    ノートPCしかなくてそれ以上費用が出せないよって場合、初めのうちは仕方ないかな・・・

    ヘッドホン

    ヘッドホンはSONYのモニタリングヘッドホンMDR-CD900ST一択状態。
    かなり古いモデルだがスタジオでのモニタリングは未だにこれが使用されており、飾らない音質でノイズもダイレクトに聞こえます。
    間違えてもリスニングヘッドホンで編集することのないように。
    音楽が聞きやすい調整をされているので、編集には向きません。

    販売方法

    台本作り、イラスト、声優さんによる音声化、編集・・・ここまでこれれば音声は完成しているはずです。
    同人音声作りはこの様にそこまで難しくなく、普通に会社員やるより楽です。

    早速公開したくなる・・・その気持もわかりますが、完成したら必ず自分で一度全部聞くこと。
    かなりの確率でノイズ逃し、音声の切り出しミスなど、どこかおかしい事があったりします。
    過去には一度も自分で聞かなかったばっかりに、悲劇的な運命を辿った催眠音声サークルさんもあります。

    通しで聞いて問題がない。
    完全に完成したと確信できたら、発売・・・!

    その前に紹介文はしっかり書けていますか?
    自分では理解できるけど他人が読んだら意味がわかりにくい事もありますから、紹介文は一度確認しましょう。

    そしてそれらに問題がなければ、ダウンロードサイトにアップデートして公開を待つだけ。
    通常1日あれば審査は完了しすぐに公開になります。

    そんなこんなでできた作品は過去作品一覧で見てみてね

    ディスクで売りたいイベントに出たい

    コミケなどイベント、とらのあな、メロンブックスで頒布したい場合はディスク化する必要があります。
    利益率はダウンロード公開よりかなり悪いですが、ユーザー層が結構違うのとイベントに出ること自体が楽しいという理由もありますよね。

    まとまった数のディスクは特殊なマシンがない限り、プレス会社に依頼して作って貰う必要があります。
    150枚位まではコピーディスク、オンデマンドのインクジェット印刷で、それ以上の場合プレスディスクにオフセット印刷ジャケットにすると割安で綺麗に作れます。
    ダウンロードカードという手もありますが、イベントでは目立たないので新作がないと思われる事も多いみたいですヨ。


    ところで上記のようにイベントはDL販売より遥かに労力が大きく、尚かつ製造費が加算されるので利益と利益率という点ではDL販売より大きく劣ります。
    大きな理由として価格設定があげられ、そこそこ人が来る人気サークルとなれば、1日に300人程度はブースにお越しいただけます。
    そうすると列ができるのを防ぐためにコミケだと1枚1000円など区切りの良い値段にせざるを得ません。ダウンロード販売が1200円だからと、コミケでもその値段に合わせるとお会計で大混乱必至です。
    税込み1320円とかしようものならブーイングとなる事でしょう。
    そしてこれがとらのあなさんやメロンブックスさんになると、更に3割くらい手数料が発生します。幸いコミケみたいに1000円にする必要はありませんが、制作コストを考慮すると1枚売れて利益300~500円程度しか出ない事も少なくありませんし、在庫のリスクもあります。

    それでも作りたいし、イベントに参加したい。
    そう思えるならきっとイベントも楽しめるでしょう。
    > 同人音声の作り方

    この記事は女体化催眠を主に作っている『しりあるヒプノ』の中の人が昔のゲームが動く格安PCの作り方を解説します。

    コンセプトは
    • 高性能であること
    • 安いこと(予算1万以内)
    • 手軽であること
    • 場所を取らないノートPCであること
    • windows98~XP頃のエロゲ、その他健全ゲームが動くこと

    現在、様々な昔のエロゲや一般のゲームがwindows10 64bitになって動かなくなっています。
    そこでスムーズに昔のエロゲが動く、ほぼ最強の激安windowsXP 32bitマシンを手軽に作り上げます。

    こう言うと必ず仮想化環境でプレイしろという人が出てくるのですが、挙動が怪しいので却下です。

    本当にその人達は仮想化環境で、ちゃんとプレイしてるのか正直気になります。
    起動しなかったり、音が出なかったり。
    そんな色々不都合や不具合でないで使えてるのでしょうか?
    私の結論としては理屈ではできるが、本当にやってみると仮想化ではまともに使えないとなります。

    というわけで安価に32bit環境をハードとOSレベルで揃えるほうが無難です。

    2005年までの中古windowsXPノートPC(実売1000円位)を使うのは手軽です。
    何も考えなくてもwindowsXPが動作することでしょう。
    しかし、とてつもなく低性能であるために、必要なときに最新OSが入れられず再利用ができません。
    そして3Dを使ったものは動かず、ほぼ最強と全く言えないので却下。

    デスクトップなら名実ともにwindowsXP最強マシンを作り上げることが出来ますが場所を取るデメリットがあります。
    そこでノートPCならそこそこ高性能で妥協する代わり、コンパクトで安く作れるのです。

    パーツが余っている方なら3000円くらいで作れます。

    必要なもの
    • intel Ivy Bridge世代(i7-3XXX i5-3XXXなど3000番代シリーズ)までのCPUを搭載したノートPC(これ以降のCPUはXP非対応)
    • 32bitドライバを提供している法人用ノートPCである事(パーツ製造メーカーを調べて集めてもいいけど、めんどくさい)
    • 上記満たしていれば何でも良いですがオンボロのlenovo ThinkPad X230が3000円位で投げ売りされているのでおすすめ。i5モデルもありますがCore i3 3110Mで十分。しかもHDD換装が容易
    • windowsXPインストールディスクとDVDドライブ
    予算は以下画像のような感じ、HDDで我慢するならSSDは要らない。
    ただし中古だとHDDとACアダプターは付いてないことが多く、購入が必要だろう。
    OSディスクは持っていれば0円、なくてもサポート切れのXPなら100円位で買える。

    外付けモニタを使うことが多いと思うけど、ThinkPad X230だとD-SUB15とミニディスプレイポートと割とマイナーな端子しか無いので別途必要になるかも知れない。

    格安エロゲ専用PC予算

    PC選定はオンボロで汚いのものを狙おう
    ThinkPadの法人モデルはとてつもなく球数が多い上に、数多のサラリーマン達の怨念が染み込んでいて状態が著しく悪く、汚いものが多い反面とても安く購入できます。

    程々に使用感が悪いオンボロのものを選びましょう。

    どうせこの記事を見ているマニアなら外部モニタ、キーボードを使用するのでしょうから。

    液晶輝度ムラ、一部映らず、キーボード一部破損、乳首パッド破損、クリック不可、食べ物とか垢が溝に詰まっている(衛生的にアレですが…)ものなど安くてオススメです。

    中にはディスプレイを殴って完全に破壊されたもの、怒りのあまりふっとんでちぎれディスプレイがそもそも無いものなどもあります。
    これらは更に激安ですが、外部モニタを使用する場合でもBIOSが見れない可能性や、OSセットアップし難いので避けましょう。

    もちろん電源が入らないものなど、通常個人で直すことは不可能ですので絶対に買うのは止めましょうね。

    エロゲ専用ノートPCのおすすめ
    というわけでヤフオクで2500円で調達。

    メモリ2GB×2枚は付いていましたが、HDD、アダプター無しでした、前述したが中古の法人モデルは高確率でこれが付いていません。

    安い割に綺麗でしたが、TN液晶で輝度ムラが結構ありました。
    買ってビックリ、当然フルHD液晶かと思ったら1366x768液晶しか存在しないらしいです。
    2013年は確かにフルHDが当たり前とは言えない時代ではあったけど・・・
    しかしながら外部ディスプレイを使用するのでなんら問題ありません。
    一応魔改造でIPS液晶フルHDに換装も可能なんだそうですが、安く仕上げる事に反しているのでそんな事はしません。

    天板は汚いが使用になんら影響しないので無視。
    HDDが付いてなかったので、不要なSSD240GBを換装しました。
    予算が厳しければ中古HDDなら500GBのものが500~1000円位で投げ売りされていて安く買えます。

    早速ばらしてSSDを装着の予定でしたが、バラしてもHDDマウンタにアクセス出来ず途方に暮れていました。

    なんとこのモデルはノートPCとしてはとても珍しいことに、バラすことなく外部からHDDやSSDを装着できる事がわかりました。
    下の画像のwindows8シールの左のネジ1本を外せば、簡単にアクセス交換できます。

    こんな親切設計のノートPC始めて見ました。

    ノートPCのHDD換装はそこそこ難度が高いので、このモデルなら初心者でも簡単にSSDへ変換できますね。
    しかも不安定になりがちなデュアルブートではなく、マウンタはずしてSSDやHDDごと別のOSに簡単に切り替えられるので、必要に応じてwindows10に切り替える・・・そんな使い方もできます。


    知らずに買ったのですが、このような記事にとても向いている良い機種でした。


    どうでもいいけど、恐らくサラリーマンの汗で白く錆びたネジが哀愁をそそります。エロゲ専用PCThinkPad X230HDDマウンタ
    マウンタを外してSSDをセット、BIOSで認識を確認してwindwsXPのインストール開始するが「インストールするためのディスクが見つからない」と言われてエラーになってしまう。

    BIOSからは認識されているのにOSからは認識できないらしい。
    暫く悩んだがどうやらドライバがないらしく、手動でドライバを選ぼうとしたら、IDEとかSCSIのドライバしか無いことに気づく。

    そう、windowsXPの頃ってSATAが一般的じゃなかったんですね。windowsXP搭載エロゲ専用PCThinkPadX230

    解決策を探してBIOSを見ているとソレらしき項目を発見。

    BIOSの項目「SATA Controller Mode Option」が通常では「AHCI」モードになっているようなので、IDEとの互換性がある「Compatibility」に変更します。
    エロゲ専用PCのBIOS設定

    エロゲ専用PCでエロゲを動かす
    再度OSのセットアップをするとなんの異常もなく、簡単にwindowsXP32bitが入りました。

    結局この企画で少し戸惑ったのはSSDマウンタへのアクセスの方法と、SSDをOS側が認識しないという所だけでそれ以外はすんなりとOSセットアップできました。

    エロゲほぼ最強windowsXPマシンのスペック
    CPU Core i3 3110M
    mem 4GB(デュアルチャンネル)
    SSD 240GB
    GPU intel HD4000

    XPの必要スペックが
    300MHz以上のCPU
    128MB以上のメモリ
    1.5GB以上のHDD容量
    な事を考えると途方も無いオーバースペックに驚きますね。

    調べていて気づいたけどXPの発売は2001年…もう20年前のOSなんですね。

    スペックの簡単な説明
    i3だけど末端Mなのであえて結構高値がつくi5を選ぶ必要はありません・・・そもそもいくらCPU内部の処理だからといってi5のターボブーストってXPでもまともに動作するんでしょうか。
    もしこのマシンのSSDを入れ替え普段はwindows10を快適に動かしたいなら、i5にするのも一考です。
    1.2倍程性能が向上しますが市場価格は2倍位になります。

    メモリ4GB 32bitOSだと認識できる最大は4GBまでなので最大容量です。(OSで実際使えるのは3.2GB位)
    もちろん64bitのOSをSSDを入れ替えて使いたいなら、もっと乗せてもいいです。

    GPUがCPU統合で最強とかどうかと思われるかも知れません。
    しかしHD4000はGT620以上、HD6670以下程度の2010年のミドル程度の性能があり、windowsXP時代の3Dならほぼ全て問題なく動くレベルでしょう。

    ひぐらしデイブレイク程度なら楽勝でした。

    動作確認ゲーム
    kanon
    Air
    みずいろ
    銀色
    ねこねこファンディスク2 バルドねこフォースEXE
    ひぐらしデイブレイク
    メルティーブラッド

    わざわざ32bitOSで、対応しているハードウェアを使用しているんだから、動かない訳がないですね。

    もちろん私が作った過去の催眠音声は32bit環境で再生させることも楽勝です

    嘆き
    わざわざXPマシンを作ってやりたかったエロゲは「侵触 淫魔の生贄」という触手がうねうね動いて女の子にえちえちするゲームをプレイのためでした。
    2020年6月頃までこのゲームwindows10では動かなかったのですが、2020年10月に確認するとwindows10で動くモデルが発売されていました。

    必要な機材をかった後気付きました、この苦労はなんだったのだろうか・・・

    おっぱいがでかくなってスク水からはみ出す巨乳っ娘と、自分を犯すフタナリっ娘のえっちシーンがみたいだけで始めた企画、えっちへのパワーはすごかった。

    無駄になったけど。
    侵触淫魔の生贄フタナリ極小スクール水着
    巨根フタナリ大量射精侵触 淫魔の生贄
    体験版で出てきたフタナリ化したレズっ子のデカちんぽからの大量射精が、もっともっと見たかったんだ(迫真)

    補足
    ThinkPadはネットを通じて最適なドライバを勝手にセットアップしてくれるのですが、windowsXPで使用できるブラウザではそのツールは動きません。

    ThinkPad X230ドライバ自動アップデートページ

    古いOSを最後まで見捨てないoperaでも動作せず。

    実験も兼ねてこのツールを使いたかったのですが、そもそもサポート切れてアップデートが終了したOSをネットに繋ぐのはリスクなので止めようと自分を説得します。

    operaよりも32bitOSに対応したfirefoxのが新しいようです。

    延長サポートされているESR(Extended Support Release)を使用すればoperaよりwebにアクセスできる可能性が広がる。

    ただしfirefoxでも「ドライバ自動アップデートのスキャン」には辿り着けませんでした。

    52.9.0 Windows 32bit 日本語版のリンク
    https://ftp.mozilla.org/pub/firefox/releases/52.9.0esr/win32/ja/



    注意点
    今回の企画ではBIOSの設定を変えずに32bitOSをセットアップできました。
    しかしThinkPad X230では、Window XPを始め8.1/8/7の32bitOSをセットアップするにはBIOSにて「OS Optimized Defaults」の設定を[Disabled]にしてその後デフォルトロードをする必要があるようです。
    個体によってはこの設定が違いインストールに失敗するかも知れませんので確認しましょう。

    追記として
    windowsXP SP2ディスクでインストールしようとしたため、SATAが認識できなかったようです。

    SATAドライバが入っているらしい、販売されていないSP3ディスクを自分で作る気があれば、BIOSの「Compatibility」を選択する必要はないかも知れません。
    ですが項目変えるだけなのでディスクを作るより楽ですよね。

    そしてこのマシンはwindowsXPの最強スペックじゃないと思う方…

    本当に最強のマシンにしたい方はデスクトップの以下のパーツで組もう。
    場所取るしかったるいと思いますけど、これで多分最強です。

    CPU i7 4960X
    GPU GTX 960
    > 同人音声の作り方

    催眠音声サークルによるAMDの高速CPU Ryzen5 1600Xの実使用下における速度比較のページです。
    普段は18禁の男の娘や女体化催眠などアクの強い作品ばかり作っていますが、えっちな画像も男の娘や女装写真は出てきませんので安心してみることが出来ます。

    他の測定サイトではあまり行っていない音楽系の実測をCubaseProを用いて音声のMP3書き出し、WAV書き出し速度の計測などを行っています。

    尚、電源プランはパフォーマンス優先モードで測定していたが、その場合RyzenのSMT性能を上手く引き出せないことがわかったのでAMDが提供するRyzen専用電源プラン「AMD Ryzen Balanced」を使用して再測定を行った。専用電源プランではSMT使用時のパフォーマンスの低下がなくなりRyzenの性能を引き出すことができる。専用電源プラン以外ではSMTを有効にするとパフォーマンスの低下が見られた。

    調査したCPUや環境は以下の5つ
    Ryzen5 1600X 電源プラン「AMD Ryzen Balanced」SMTはON
    core i5 6267U 電源プラン「パフォーマンス優先」
    FX-8350 電源プラン「パフォーマンス優先」
    Ryzen5 1600X 電源プラン「パフォーマンス優先」 SMT OFF
    Ryzen5 1600X 電源プラン「パフォーマンス優先」 SMT ON

    2019年7月コミケ準備が落ち着いたら、i7 8650UやRyzenの高速メモリベンチを追加する予定です。
    8月にはRyzen9 3900Xのも追加できれば…

    実使用における測定項目は以下の9つ
    音響解析 1タスク
    音響編集 5タスク
    動画エンコード 2タスク
    RAW現像 1タスク

    さて使用したマシンは3台以下の通り。全てwindows10Pro 64bitとなり、注意点としてIntelのCPUのみ28W版の高性能なものではあるがモバイル用途である事に留意していただきたい。グラフの横軸は秒であり手動で測定を行っている。グラフに実際何秒かかったか記載がないがこれは入れ忘れたので後日修正予定である。
    GPGPUや3Dスコアの調査ではないので、ビデオカードが今回の調査で影響をあたえることは無いと考えられるので省略した。ただしi5に関してはUMAなのでメモリの帯域に若干のビハインドがある。
    Ryzen 5 1600X 3.6GHz 6コア12スレッド
    メモリ DDR4 2666 32GB(2枚デュアル)
    SSD 480GB SATA3接続(600MB/sec)+HDD

    Core i5-6267U VAIO Z 2.9Ghz 2コア4スレッド
    メモリ DDR3 1866 16GB(デュアル)
    SSD512GB M2接続(2000MB/sec)

    FX-8350 4GHz 8(4)コア8スレッド
    メモリ DDR3 1866 32GB(4枚デュアル)
    SSD 480GB  SATA3接続(600MB/sec)+HDD

    音声編集解析パフォーマンス比較
    音声サークルで使用が少なくないと思われるCubasePro8.5を用いた。
    4つの試験を8月12日の追加しました。4つの試験に関してはSMTは有効でRyzen専用電源プランを使用したチェックのみです。

    Ryzen5とFXコアのサウンドカードは高音質サウンドカードとして有名なASUS社Essence STX IIであるがサウンドカードが本試験のパフォーマンスに影響することはないと思われる。

    IntelのサウンドはRealtek社 High Definition Audioである。vaioはマルチメディア系に力を入れている割にはサウンドは平凡なものを使用している、DACが違うのかもしれないしそもそもノートでは使用できる良いオーディオチップが無いのかも知れない。

    63分のプロジェクトをMP3書き出し
    Cubase編集
    テストは63分の上記プロジェクト(48KHz 16bit)ファイルを、MP3へ書き出し(44.1KHz16bit)、WAVへ書き出し(44.1KHz16bit)している。
    このテストではサークル2作目となる『幼馴染の誕生日(悲しい催眠音声)』を使用している。プロジェクト内容はオートメーション化などを行い作成した後の単純なWAVファイルを13トラック並べたものである。
    Cubase MP3書き出し

    このテストがRyzenの性能が一番顕著に出ており脅威的な性能となった。
    core i5の5倍、FXの4倍も速く圧倒的だ。
    CPU使用率はRyzen5は50%、core i5は70%、FXは80%で概ね最適化されていると言っていい。なぜかFXコアで存分にCPUの力が発揮できた。珍しい…
    MP3へのエンコードは音声サークルなら多用するであろうからこれだけで乗り換えの価値があると考えらる。とにかく速くて、飲み物飲んでいる内にバーが埋まっていき慌ててストップウォッチを押したくらいである。
    大昔『午後のこ~だ』で初めて3Dnow!を有効にした時のような感動を味わえる。

    63分のプロジェクトをWAVへ書き出し
    Cubase書き出しWAV
    2~3割ほど速くなっているがMP3ほどの劇的な感動はない。音声サークルなら多用する処理なので、待ち時間はかなり短縮されるだろう。
    CPU使用率はRyzen5が30%、core i5が70%、FXが60%だった。

    10:30(48KHz16bit)のファイルを192KHz32bitに変換

    Cubaseエンコード192K
    音声サークルなら効果音を収録したけど声優さんの音声とビットレートが違ってエンコード、再エンコード、更に…と言う事もしばしば。2作品目のえっちパート前半10:30の音声ファイルを使用し試験を行った。
    起点が100秒な事に注意であるが、core i5が最速という結果になった。
    CPU使用率はRyzen5が10%、core i5が40%、FXが50%だった。マルチコアが活かせていないのが残念でならない。

    10:30(192KHz32bit)のファイルを44.1KHz16bitに変換

    Cubaseエンコード
    さっきのテストの逆を行っている。
    今回はRyzen5が一番速くなったがすべての試験において全体的に処理時間は短い。
    CPU使用率はRyzen5が10%、core i5が40%、FXが40%だった。

    VariAudio解析
    Cubase VariAudio解析
    VariAudioの音階解析、MPEX solo Music200%伸長と50%短縮である。
    使用ソースはドヴォルザーク作曲の交響曲第9番4楽章の『新世界より』再生時間11:02である。有名な曲だから聞けば誰でもわかるはずです。
    VariAudio解析は知らない方のために補足すると音声ファイルの音階解析を行う処理である。
    普通に使用する分にはi5が最速であり優秀である。Ryzen5はFXよりも36%ほど高速であるがi5より1.15倍遅かった。シングルタスクの処理速度が顕著に出ている考えられる、i5の方はCPUの使用率が60%に達していたが、Ryzenでは10%程度に留まっている。CPUの有効利用が出来ていないと言わざるをえない。
    このような重い処理こそマルチコアを存分に活用していただきたいところなのだが。

    また面白いことに高パフォーマンスモードにてSMTを無効にしたRyzenが、もっとも高速であった。
    これはやはりシングルスレッドの性能をSMTを有効にすることで若干の低下が起こるためであることと、VariAudio解析がその単純なシングルスレッドのパワーによる解析であるからと推測できる。

    タイムシフト MPEX 200%伸長
    CubaseタイムシフトMPEXsoloMusic200%
    タイムシフト MPEX solo Musicalで200%に進捗させた結果、音声のピッチを変えずに引き伸ばす処理である。
    VariAudioから一転Ryzenの優秀さが発揮されている。FXよりも42%、i5よりも47%も高速である。

    タイムシフト50%短縮
    CubaseタイムシフトMPEXsoloMusic50%
    タイムシフトで50%に短縮する処理である。
    200%進捗とやっていることは変わらないので同じ傾向が見れる。

    エンコード速度テスト
    19センチのちんこ VS 13センチのちんこ ~威力の違いニ体のメスに突っ込んで実験~
    という私が作ったちょっとえっちな4:51の動画ファイルを1080 30Pと244 29Pにエンコードし実時間を測定します。
    使用ソフトはPremiere elements12でGPGPUは使用していません。(使用できません)

    Adobe premiere elements
    Ryzenは圧倒的なパフォーマンスを示したが、FX-8350からの伸びは27%となり物理的なコア数でFXが健闘したと考えられる。
    一方i5はRyzenよりも2.5倍以上遅く、低速さが顕著である、2コア4スレッドであることが大きく足を引っぱったと考えられる。
    CPU使用率はi5では90%と張り付いており最適化されている。
    FXコアでも80~70%と概ね最適化されていますが、Ryzenでは50%程度に留まり最適化の面で問題があると考えられますが、他の作業しながらエンコードができると考えることも可能です。
    こじつけのような気がするかも知れませんが、実使用においては重要な事です。
    同じRyzenでもRyzen専用電源プランでは10%近く高速化しており、恩恵がお分かりいただけると思われます。
    尚、Ryzen専用電源プランを使用せず、高パフォーマンスモードにてSMTがOFFの場合のエンコード時間は、専用電源プランの時と拮抗していて、使用率は80%前後に跳ね上がりCPUの力を使い切ることができる。
    専用電源プランを使用すればエンコード時間は変わらずCPU占有率を下げられることになるので、無理にパフォーマンス優先モードでSMTを無効にする必要はないと考えられた。むしろワットパフォーマンスは低下すると思われる。

    Adobe premiere elements ipad
    一方こちらは266PとiPhoneやiPad向けの低画質エンコードの結果で、HD1080エンコードの時以上にRyzenが他のCPUを圧倒している。FXコアよりも69%速くなり、Intelのi5はRyzenよりも3.85倍も遅くパフォーマンスは振るわなかった。

    RAWファイル6000×4000ピクセル(30MB)15ファイル一斉現像

    画像どこかへ行ってしまった


    私が女の子している写真15枚をPhotoshopElements12にて自動補正を行いながら現像を行った結果である。Ryzen5が他のCPUを圧倒している。FXコアよりも30%、i5よりも68%も高速だ。
    マルチコアの威力は概ね発揮されておりi5の場合は80%、FXは70%、Ryzenは40%程度の使用率だった。

    結果
    VariAudioを除きRyzenが圧倒した。マルチコアに対応していない処理が多くソフトウェアメーカーは上手く対応をした方が、消費者のためになり自社のシェアも伸ばせていいだろう。
    特にCubaseはVariの項目をRyzenに最適化すれば相当高速化が見込まれライバルを引き離せそうである。MP3変換に関しては圧勝している既存のCPUの5倍の速度なら音声サークル的にはこれだけでも買いであるといえる。
    また各ソフトウェアがどれほどマルチコアを有効に使用しているかも判明した。Cubase自体はマルチコアに対応しているがエフェクター処理、VSTなどは項目によって違うのだろう。
    今後はCPU自体マルチコア化が進むと考えられるので、マルチコアを前提としたソフト開発などが進むのではないだろうか。
    i5は特にマルチコアが必要な場面でソフトウェアが最適化を行っていても振るわなかったが、シングルタスクの場合は良好なパフォーマンスを示した。
    FXは概ね中間といった所の性能だったが発熱と今後の発展性を考えると、いまからFXコアでPCを作ることは選択肢に入らないだろう。

    注意
    8月5日の記事でfastをfarstとナチュラルに間違えておりましたので、修正しています。
    > 同人音声の作り方

    ようやく昨年10月にご案内していた『姉妹による二人がけ男の娘にされちゃう催眠音声・3P女装レズ ~三姉妹の肖像~』が頒布されることになりました。

    これで当サークルの催眠音声は3作品目となり、活動開始後概ね1年が経過します。
    そこで活動や作品自体の事を思い返してみようと思います。非常に雑多な内容ですが、催眠音声作りに役に立つかもしれません。
    2016年1月…仕事とは別に国の委託を受けてある事を調査していたのですが、困難な壁にぶつかってしまい途方にくれていた時、催眠音声にであいました。
    そう、私はそれまで催眠とは全く関係もなく、そもそも催眠術が本当にあることすら知らなかったのです。
    テレビでショー催眠というのをやっているそうですが、テレビもあまり見ないものでそういうものがあることすら知らず、催眠では誰が有名なのかもわからない(テレビの出演者に関しては今もわからない)状態でした。
    さて、催眠音声に出会ってから調査の突破口が開け、上記の困難な壁は一応の解決を見ました。
    これはレポートにてしっかりと提出され官僚や、大学教授といった方たちが拝見しています。(音声自体は聞いていないと思われます)
    報告会の際は「◯◯について証明するために、催眠オナニーを参考にした」という下りで多くの人が驚いていました。「初めて聞いた音声は えっちな女の子になっちゃう催眠音声2です」と述べるとみなさん2度驚きます。「ついでに作品も作りました!えっちな百合になっちゃう女体化催眠音声です」と述べると3度驚きます。

    その後もみんな驚いたり爆笑したりするので、すっかり真面目な場は和やかな雰囲気に包まれるのでした。まさに狙い通り。

    全てが終わったあとバイドール条項というのを結んで全ての物品や著作権を私に移して終了。 恐らく初めて国家予算を投じて作られた18禁催眠音声となりました。その為イラストや声優さんへのお支払がかなり煩雑になってしまい、協力会社や役人達はかなり大変でした。(私は報告を待ってるだけでした)

    閑話休題…
    そう、私はレポートの完成のために調べていた催眠を調べるに従って、いつしか自分でも作ってみようと言うことになったのでした。

    勉強を始めたのは3月くらいからだったと思います。
    初めてのスクリプトを5月くらいから書き始めて、完成したのが6月中旬、声優さんやイラストレーターさんと交渉して、納品してもらって初めていじるDAW(Cubase pro)に困惑しながら編集は2週間ほどかけて…
    そして7月18日に『えっちな百合になっちゃう女体化催眠音声 ~二人だけの閉じた永遠のセカイ~ ZERO』が公開されました。
    そうこの作品は催眠を勉強し始めて3ヶ月位で出来た作品なのですが、割りと評価は良かったようです。
    実際1404円という価格帯の中601のDL数+コミケで45+海外サイトにて4でているので合計650と女体化催眠としては概ね成功といったところです。
    後から知ったのですが私が催眠を聞き始めた頃は、催眠音声界隈では古典催眠から現代催眠への移行が終わりつつあった時期でした。

    それ故、私は2015年よりも過去の作品はあまり聞いておらず、極最近の現代催眠色が強い作品をよく聞いていたこともあり、よくある古典催眠的な技術が1作品目としてはやや少なくなっています。ストーリーに絡めるのは昔から活躍されている作者さんの影響があります、これは私が女体化系を好むから致し方のないこと。

    私が聞いた催眠音声の1~5番目は以下の作品、催眠音声ベテランの方とは買っている順番とかがかなり違うのではないかと思います。

    1・えっちな女の子になっちゃう催眠2(サイクロンミトン様さま)
    2・哀しみのイキ人形(Hypnotic_Yanhさま)
    3・innocent-color~彼女達のフォトグラフ~春の章(KUKURIさま)
    4・哀しみの時計少女(Hypnotic_Yanhさま)発売日に買った
    5・4ジゲントリップ催眠(F・A・Sさま)

    上記の理由だけでなく、意図的に一部の古典催眠的な技術を省いています。
    なぜなら分割弛緩法やカウントによる深化は単純なようで言葉選びが難しく、経験が必要だと判断したためです。難しいにも関わらずリスナーからするとやっていることは単調なので、技術が足りなければ無理やり入れてもストーリーから浮いてつまらなくなるだけです。

    ところで話は脱線しますが、私が女装とか女体化に関して語っているので普通勘違いすると思いますが、1作品目は女体化催眠ではなく普通?の催眠音声の予定でした。
    プロットもなく作り始めたのでストーリーが進むに従って術者と同じ性別にならないと"いけなくなり"ホモ催眠よりはレズ催眠のが"良い"となっただけです。この時ホモ催眠のが良いと判断していれば『えっちなホモになっちゃう男性化催眠音声 ~終わらない俺達の淫夢~』になっていたと考えるのが自然で普通と思われます。これはこれで面白そうですよね?
    女体化後の容姿をどうするか悩みましたが、自分の願望の女性像をダブルバインドという手法でぼかして入れていてこれはいいアイデアだと思いました。
    ひょっとしたら私の作品が初出ではないのかも知れませんが、某作者さんの作品にも早速パワーアップして使われています(^^;)それだけ使えると評価されている部分なんでしょう。
    女体化後の容姿はこちらから提示するより好きな容姿である方が楽しめますよね。そのため意図的にイラストレーターさんへの発注で必須事項に「お互い表情は見えない」という注文をしてあります。

    作品をお聞きいただければわかりますが1作品目、2作品目共に解除音声に力を入れています。
    というか、解除音声のために催眠もえっちパートもあるようなもの…とすら言えるほどです。

    これは2作品目の『幼馴染の誕生日』ではより顕著です。
    この作品は2016年のスクリプトは8月~10月にかけて制作され、編集はそこまで難しくなかったので1周間ほどで仕上げ、冬コミ作品として作られていました。
    それ故テーマが冬なのです。
    改良して他の季節でも聞けるようにしようかとも思いましたが、導入も深化も全て何もかも冬と絡み合っているので改良不可能でした。ただし最後まで聞けばわかるのですが、実は"今は夏"という流れになっているので夏に聞くのもありかも知れませんね。

    作品の紹介に以下の泣きゲー好きにオススメですと書いてあります
    銀色(特に第一章)
    天使の居ない12月
    加奈 〜いもうと〜
    沙耶の唄(特に精神病院END)
    narcissu
    アマツツミ
    生命のスペア

    特にnarcissuというフリーゲームに強い影響が現れています。
    これは一部の人は喜ぶけど絶対に一般受けしないな…そう思いながら作っていました。
    商業的な問題をスルーし作りたいものを作れるのが同人の醍醐味なのですから作りたいものを作るだけです。
    実際に作品紹介文にこれでもかというくらいユーザーを絞りこむ内容にしたおかげもあり、すごくえっちな作品と間違えて購入する方は恐らく皆無なので、DLsiteの評価も33のうち5点が29、4点が4、平均で4.88と奇跡的な高得点で満足度がとても高いようです。
    また感想メールもかなり来ていて「似たような作品をもっと!」「涙腺決壊しました」という声が多かったです。
    コミケ版90枚、DL版60で頒布数は150なのにエンゲージメント率がすごく高い。
    コミケの様子
    DSC_0017

    完成したディスク達、表面だけでなく中までイラストを印刷したから1枚350円位掛かっていて全部売れても余裕の赤字でした。
    DSC_0020DSC_0019


    幼馴染の誕生日はDVDプレス盤、えっちな百合はDVD-R。 古典催眠的な誘導は8分、その後30分位現代催眠よりのアプローチで出来ています。
    術者を分けたのは序盤の古典的な誘導で深呼吸をさせたりするのを、メインヒロインが行うのは不自然であること、また自分のがどのような状態に置かれているかを提示するために、分けたほうが良いと判断しました。催眠というものを考えた時、術者が途中で代わるのは普通マイナスになりがちですが、今作品では悪くないアプローチであったと思います。

    ところで当たり前のように出てくる現代催眠と古典催眠とはそもそもなんであるかという疑問も出てくると思います。現代催眠の定義は色々あるのですが、狭義で言うとエリクソン催眠というミルトン・エリクソンという催眠術師が行ったものとなります。
    こういう定義で言うとエリクソン亡き今、現代催眠は現代と名打ちながら失われた技術ということになろうかと思います。彼は当たり前のように自らの(エリクソン)催眠を行い、その技術を会得した他の人は居なかったとされています。
    またエリクソン自身の著書もないそうで(文献や、監修した書籍はある)オーパーツ的な物となっています。

    さて、では今ある現代催眠は何なんだとなると思うのが普通です。先程のは狭義の定義、広義ではどうかというと、古典以外の催眠、とりわけ催眠音声界隈ではストーリーに違和感なく現代催眠的な技術を盛り込んだ作品といったところと考えられます。

    それでは広義の現代催眠的な技術…これはどういうことかというと、古典催眠では曖昧さが少なくやや指示的(命令的)な内容であり、現代催眠では曖昧さを残し、そうなってもそうならなくてもいいという余地を残すというところです。曖昧さを残し、被験者からフィードバックを得て使う技術や言葉を変えていく、誤解を恐れず言えば術者が被験者に話を合わせて催眠の技術を埋め込んでいきどうなっても催眠に持っていく誘導尋問みたいなものです。

     

    例えば私が読んだ書籍ではこんな逸話がありました

     

    術者「アナタの手はもう動かない」

    被験者「動きますよ(手を挙げる)」

    術者「ええ、そっちの手はね」

    被験者「!!(うぉぉお、こっちは動かない!!!)」


    この場合は動かないは古典的な指示暗示ですが、術者が一言目でどっちかを明確にしなかった(多分そこまで考えていなかったのだろう)ので二言目の「そっちの手はね」という部分が効果を発揮し現代催眠的な技術となったわけです。

    と、万事このような形で進み現代催眠は被験者がどう答えても催眠に持っていくので、現代催眠にかかる確率は最終的には100%と言われているわけです。
    もちろん1回の施行で100%掛かるわけではないのです。前述の例で言えば「両方動きますけどー」と言われたらその回はリカバリーできず終わりかもしれませんが、被験者が催眠にかかろうとする限りいつかは掛かることになるでしょう。

    ですので聴者からフィードバックが全く得られない催眠音声では広義の現代催眠も実現はできません。全ての現代催眠的な音声のどこかに古典催眠の技術が使われており、その部分をベースにしながら、現代催眠的の曖昧さを乗せたり、混ぜわせたものなのではないでしょうか。

    そもそもエリクソンも現代催眠の部分がクローズアップされているわけですが、古典催眠もしっかり使えて、むしろ古典の方を普通は使用していたそうです。

    古典催眠はというと、これは目をつぶって意識を声に集中させて、手が上がってくるとか、重くなって降りていく…という誰もが何処かで聞いたことあるような催眠です。 意識や注意を偏らせ、思考力を低下させ、思い込ませていく。
    例えば人は同じ重さの物体でも白いものは黒いものよりも軽く感じる事が知られており、こういった人が持つ無意識的に知覚する錯覚や勘違いを最大限に活かしたものではないでしょうか。なので元からある素養や暗示性の高さに左右され30%程度の人しかかからないと言われています。(根拠となるデータは不明です)ですがこの数字が確かなものであっても、それはおそらく十分に他者本人共に実感できるほど深い催眠に入れるのが30%ということで、軽重を抜きにすればこれも100%ではないかと思われます。酸っぱいものを思い浮かべると、それが想起されて唾が出てしまう人は少なくないですよね?

    もっともこれも私がそう思うだけであって、大した根拠の無い話なのですが

    さてこの現代催眠使った幼馴染の誕生日ですが、設定故にエロく出来ない。
    これはえっちな催眠音声として勿論よろしくない。
    だから処女なのにビッチのごとく喘ぎまくる展開も無くもなかったのですが、心情的にエロエロにするわけにはいかないということになりました。 えっち系催眠音声なのに意図的にエロくない、作品の中では主人公もヒロインもイカずに終わります。

    蛇足ながら当初のタイトルは『催眠童貞と処女を失う催眠音声~歩き出した関係、叶った願い、残された贖罪と希望~』でした、贖罪と入っている当たり『天使のいない12月』を意識して付けたような気がします。 これは1作品目よりも趣味全開の作品であるが、市場原理や需要を無視しまくった作品なので、趣味全開でありながら市場を重視した作品として3作品目も同時に開発されることになりました。

    これは当初『性的倒錯を起こした彼女に強制的に女装させられちゃう催眠音声(仮)』というタイトルで作成が進んでいましたが、2016年9月くらいに「この作品って二人必要じゃね?」って展開になったため、急遽双子系の作品になり『姉妹による二人がけ男の娘催眠 3P女装レズ ~三姉妹の肖像~』となりました。
    催眠誘導の部分は11月くらいで概ね完成していて、あとはえっちパートの作成となりましたが、コミケで忙しかったり、だらだら作っていて12~翌年3月上旬くらいまで全然進んでいませんでした。4月の中旬くらいに完成して霜月優さんに発注して、6月上旬位に音声が上がってきて結構凝っているようにみえるかもしれませんが、声優さんの話すタイミングが元から思惑通りに読んで頂けたことも手伝い、編集は2週間程度で終わりました。
    でも後2倍かければ効果音の調整とかもっと完成度は高くなったのは間違いなく、次回からはもちょっと予定に余裕を持とうと思いました。

    さて、催眠音声の作り方や、催眠自体に関して語ってきましたが3作品目の制作に関しては、かなり長くなってしまったので前半はおしまいです。

    後半を待たれたし。


    後半ーー
    姉妹による二人がけ男の娘催眠ではえっちルートが5つあります。導入は上記の通り2016年11月くらいには出来ておりましたがえっちパートは極めて難航しました。
    作者さんによって導入が得意だったりえっちが得意だったり色々あるかと思います、私はどっちなのかまだわかりませんが少なくともえっちルートを6つも作ろうとすると、途方にくれてしまいところがありますね。
    特にメス化調教パートは少し本編のネタバレになってしまうのですが、記念撮影をした時に少し反抗的に映ってしまった結果姉妹にメスの良さを教えられるというパートだったのですが、結構動く動作が多くてこれは催眠から醒めそうだ…と、いうことになりお流れになってしまいました。
    アンケートメールから察するに結構メス化調教パートをお楽しみいただけていた方も少なくないようでしたのこれは次次回作などでメス化調教をテーマにした作品を作ろうかと思います。

    えっちルート制作の順番は
    3P姉妹レズ→輪姦→タイムローター屋外露出プレイ→えっちな撮影会→寝取られの順番で作っていきました。
    寝取られパート
    当初は作る予定無かったんですが、彼女が寝取られている横で無様に扱いて射精するという話はインパクトがありMならかなり満足できると踏みました。
    結果、寝取られパートはとても人気が高いようです。
    初めは渋々作っていたルートだったのですがいつの間にか夢中になって、一番力が入ったルートになりました。その内に作品のネタバレ的な要素も取り込まれることになり、なんだか寝取られが正規ルートのような様相を呈してきましたが、根底に寝取られがあるとまずいなと思い各ルートはパラレルワールドという事にしておきました。
    声優さんの演技も決まっていてものすごいルートですよね。公開後のコメントでもこのルートが一番色々凄いと人気でした。

    輪姦パート
    結構人気の高いルートなのですが少し文字数が少なくあと10分程度は欲しかったかな。効果音も射精音だけでなく「パンパン」などの腰を打ち付ける音や、粘液と粘膜がこすれるグッチョグッチョという3P姉妹レズや寝取られレベルの効果音を丁寧に入れておけば、もっともっと満足できたでしょうね。
    実際に男が大勢入ってくる時に足音がなります。これに対して、取り囲まれる所がすごく興奮できたという声や、すごく怖かったという声もあり、どちらにせよ強い効果があったようです。

    タイムローターパート
    男の娘として露出プレイに市中引き回されます。
    といっても聞いて頂ければわかるのですが露出する機会はありません、露出ギリギリのプレイをされます。
    スカートも男の娘ちんこがはみ出そうになったら、押さえつけてはみ出させないこと。そんな指示があるくらい露出プレイだけど露出するわけではないギリギリ感を楽しみます。
    作者は露出系の作品において丸見えとか、見せつけているくらいの自信満々に露出しているのが好きではありません。むしろ見えそうで見えない、見られちゃったらどうしよう…くらいのギリギリくらいのが遥かに好きなのです。というか私以外にも同意見の方のが多いのではないかと思いますし、露出好きな女性の殆どはこちらの方を支持されるのではないかと思います。そんな事情もあって女装露出ロータープレイと名打ちながら本当に露出するシーンはありません。
    特にプロットは考えて作らないので、男にナンパされたり、女性用の下着を試着室ではかされたり、女性店員さんに怪しい目で見られながらローターで虐められる、バスの中で主人公をオカズに一人えっちを初めた女の子と一緒にイクという結構長めのプレイとなりました。

    3P姉妹レズ
    はじめに作っただけあってお気に入り、メインフォルダえっちパートを入れる予定はなかったのですがリスナーが入れ忘れた時の事を考えて、とりあえずオススメということで入れておきました。
    効果音にこだわって丁寧に仕上げていて、編集に一番時間を使用していると思われるパートです。
    蛇足ながら本編のように女の子は普通にクンニされるよりも、クリを唇で挟んで吸い付くと同時に舌先でクリを刺激してあげるととても気持ちいいらしいですよ。

    写真撮影ルート
    いわゆる音モノをめざして作成されたルート。
    バイノーラル編集とバイノーラル録音を駆使して組み上げられたのですがこれで自分でもイケるかどうかは定かではないおまけルートっぽくなってしまいましたが、編集時間は姉妹レズの次くらにつぎ込んでおり台詞をもっと入れればもっと支持を集められたルートかもしれません。

    催眠導入
    何度か出てきているように、この作品は初め双子系の作品ではなく術者が一人の作品だったのですが、途中で女装させたり、いつも掛け合っている催眠よりももっと強い催眠をかける、深呼吸の時に暗示を入れにくい、一人だと耳舐めクンニできないなどの問題があり、作者もいつの間にか気づかない内に双子系になりました。どの要素が双子系にするという決定打を与えたのか自分でもよくわかりません。
    結果は予想以上に良かったみたいです。
    台詞を合わせる部分を声優さんがばっちり合わせてくれて本当に助かりました。速度が違ったりアクセントが違ったりすると修正は難しいですからね。
    分割弛緩法という「足先から力が抜けていく~」という、よくある手法を初めて取り入れました。
    普通にやるとつまらないこれを女装とセットで行い、男の力を奪われていくようにしました。
    これならリスナーも飽きが来ないし、これが分割弛緩法と気付かれずに誘導ができるわけです。

    深化の最後の効果音の部分、音量を下げるか作品の音量で行くかかなり悩みましたが結構大きな音がむしろ最後の合図になってくれるようでこれで良かったんだな。
    この部分をもって副題である~三姉妹の肖像~となるわけですね。

    この作品を期に女装セットを購入された方も居るようで、泥沼を作ってしまったかも知れません。
    今後もせっかく揃えられた女装セットが有効に利用できるように作品を作っていこうかと思います。
    > 同人音声の作り方

    催眠音声の作り方 
    催眠音声を作ろうと思う方に役に立つかもしれないので、私が使っているハードウェアやソフトウェアのご紹介をしていきます。
    催眠スクリプト(台本)の作り方に関しては記事の下の方か、後述するサイトをご参照下さい。
    PCはデスクトップ3台、ノート2台ですが、プライベートと同人用にごっちゃになっているメインPCでほとんどができます。
    というよりメインPCのがサブよりも概ね性能がよく、HDDをミラーリングしているので安心感があります。

    サブは静かな部屋においてあるので、オーディオインターフェースやマイクを接続して効果音の収録を行ったり編集したりするために活躍しております。防音室もサブPCが置いてある部屋にあります。

    スクリプト、イラスト、声優、編集全てをこなせる方はそうそういらっしゃらないと思います。
    と、いうわけでイラストと声優は普通外注になります。

    声優の方は読む仕事を募集しているので同人音声お断りの方やよほど低単価でない限り断られることは少ないです。この時声優さんのお仕事依頼の条件を確認しておくとスムーズにいきます。

    イラストはpixivなどでイラストレーターさんを探すことになるのですが、仕事を募集していないことも多く、募集していても催眠音声や同人音声にはあまり理解がなくお断りされることも少なくありません。
    気長にお声をかけましょう。ただし迷惑になってしまうので並行して何人にも声はかけないように致しましょう。
    機材について

    絶対に必要なもの、パソコン(できればデスクトップ)、最終確認のDAP(デジタルオーディオプレーヤー)とイヤホン、あとはあった方がいいレベル。


    なぜなら色々機材を下で述べますが、催眠音声を作るだけなら声優さんにお仕事を依頼するためマイクは必要ありません。費用的な面から言ってマイクをちゃんと揃えようとすると10~100万円位かかりハードルは高めです。

    また、専門的なマイクがあるとXLR端子が接続できるオーディオインターフェースや、レコーダーも必要になります。といわけでマニア以外ではそれほど必要ではありません。

    効果音を自分で作りたい場合は2万円くらいのマイクと、2万円くらいのオーディオインターフェースかレコーダーがあれば良いと思います。


    音声編集もバイノーラル編集などでなければ「Audacity」など無料の波形ソフトもあるので6万円前後まで出してDAWであるCubaseProを購入する必要もあまりないですが、使えたほうが高度な編集ができるため予算と相談です。


    画像の編集ソフトも無料のものでもどうにかなります。2万くらい出すのは他にもやりたいことがある方で良いかと思います。


    ヘッドホンはCD900STがモニターヘッドホンという、ノイズもちゃんと再生してくれる素直なヘッドホンがありますので、これはあったほうが良いです。


    パソコンはやること、使うソフトが専門的になるほど、それなりの性能が必要です。

    CubaseProの書き出しオーディオミックスダウンやVariAudioなどはかなり性能が必要で、ファイルの長さにもよりますが、数分~10分程度の時間がかかります。性能差がここら辺はかなり出ます。

    デスクトップのが拡張性があっていいです。なぜなら高性能サウンドカードの接続などはノートPCではできません。いまなら高音質なサウンドカードのSTXIIが2万円くらいで買え、CD900STを直接接続できます。ノートPCでこれと同じ音を目指すのは容易ではありません。


    マイクの写真とか

    催眠音声の研究室(仮)と名乗るだけあり、機材や開発環境だけは妙に充実しています。
    1番の目玉はこれ
     Free Space ProⅡ
    3Dio社のFree Space Pro Ⅱ、高音域までフラットなマイクDPA4060を搭載しバイノーラルマイクで高音質に録音できます。(諸々32万円程度します、下位グレードのFree Spaceなら7万円程度で買えます)1番収録したかった音は水に潜った音…ですが、壊れるとショックなのでそれはやりませんでした…ドアを閉める音がとてもリアルに収録できます、チープな扉の音がくっきり判ってしまうので、これも良し悪しでした。
    下位グレードのモデルはなぜかXLR端子(キャノン端子ともいう)に対応しておらずオプションで付けることが出来ますが、もう一台買えてしまいそうなくらい価格が上がります。
    XLR端子の利点はノイズに強いこと、ファンタム電源に対応しているのでマイク側に電源がいらないこと、そしていちばん重要なのがオーディオインターフェースやレコーダーで高価なものはXLR端子を前提に作られていることが多く、他の機材の良さを殺してしまう可能性があります。
    というわけで予算と他の機材のグレードと応相談ですね。

    SONY PCM-D100
    レコーダーはSONY PCM-D100、備え付けのXYマイクが十分高音質なので単体でも十分な威力を発揮します。
    この前、山の音を録音しに行った時には私は気づかなかったものの、録音された音を聞いてみるとどこかで打放された猟銃の音がくっきり、再録音となりました…

    これらで収録した音EssenceSTXIIでモニタリングしながら、CubaseProで編集して作品を発表予定です。

    もっとも機材が充実していても、やっぱり1番重要なのはスクリプトと、声優さんといった部分ですね。


    最終確認要機材

    • デジタルオーディオプレーヤー SONY NW-A16
    • イヤホン SONY MDR-NW750N-BM
    • イヤホン SONY MDR-NWBT20
    • イヤホン SONY WF-1000X

    ハードウェア(メイン自作PC 結構静か)
    • CPU AMD Ryzen9 3900X
    • MEM DDR4 3200 32GB
    • SSD Cドライブ 500GB
    • その他SSD 2TB+1TB
    • HDD WESTERN DIGITAL goled 8TB
    • サウンド EVGA Nu Audio
    • アンプ SONY UDA-1
    • アンプ marantz PM-8004
    • ケーブル ACROLINK 7N-A2050III RCA
    • ヘッドホン編集用 SONY MDR-CD900ST
    • ヘッドホンリスニング用 audio-technica ATH-W1000Z
    • キーボード FILCO メカニカル青軸
    • モニター EIZO FlexScan EV2455 24.1インチ×2台
    • MB ASUS PRIME X-370 PRO
    • PCケース SilverStone SST-LC13
    • 電源 Corsair HX850i

    ソフトウェア

    • OS Windows10 64bit
    • 音声編集 DAW CubasePro8.5 and 11
    • 音声編集 波形ソフト WaveLabPRO 9.5
    • 音声編集 RX7element
    • VST waves HORIZON(定価48万だが、常時95%以上OFFしている、定価とは一体)
    • VST Panorama5
    • 画像編集 PhotoshopElements12


    ハードウェア(3rdPC 名ばかり編集用PC サイコムBTO改とっても静かなマシン)

    • CPU AMD Ryzen5 4650PRO
    • MEM DDR4 3200 32GB
    • SSD 240GB+1TB
    • HDD Western Digital 3TB
    • サウンド ASUS Essence STX II
    • アンプ ONKYO A-9050
    • オーディオインターフェース FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett 18i8
    • ケーブル CANARE ( カナレ ) / SPC02-B2 RED
    • ケーブル CANARE ( カナレ ) / EC03-B(XX) BLACK
    • ヘッドホン AKG K-701
    • キーボード FILCO メカニカル青軸
    • モニター iiyama ProLite E2483HS-B1 24.1インチ

    ノートPC

    • VAIO S11 i7 8550U MEM16GB SSD512GB
    • VAIO PRO11 i5 4200U MEM8GB SSD256GB

    ノートPCで編集はし難いのでwordとかネットが満足に動けばいい。

    4200Uは流石にそろそろネットも厳しいけど。


    マイク

    • Free Space Pro Ⅱ
    • RODE ( ロード ) / NT2-A ×2本


    レコーダー

    • PCM-D100 SONY
    • TASCAM リニアPCMレコーダー DR-60DMKII

    その他

    直接関係ないスピーカーとか、ケーブルとか、プリメインアンプ、インシュレーターとか色々


    蛇足ながら

    普段からPCを使っていてよくキータイプをするなら、メカニカルキーボードをお勧めします。

    メンブレンなどと比べてキータイプをしているッッ!!!

    そんな爽快な気分に浸ることが出来ます。

    1万円程度で購入できて10年位は余裕で使えるのでオススメです。


    同じように椅子も長時間座るなら、10万円程度のオフィスチェアをご使用することを強く勧めます。

    腰にも負担がかかりませんし、良い椅子は10年どころか20年でも座ることが出来ます。

    10万円であっても年間コスト5000円ですよ。


    そうすると机も良いものが欲しくなってくるというキリがない状態になってきます……

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